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社会保険労務士試験受験に当たっての学習面以外の留意事項

 こうして迎えた2度目の受験。前回の受験経験を踏まえ、この年に学習面以外で意識した点としては、①会場(武蔵大学)の事前下見、②昼食の持参、③トイレタイムの設定、の3点である。

 ①は、会場には集合時間の1時間前迄に到着しておいたことは前年と同様だが、会場までの交通経路(当日の利用経路だけでなく、交通機関の乱れがあった場合の第2、第3候補も含む)を入念に確認しておくことで、不測の事態があったとしても落ち着いて行動できるようあらかじめシミュレーションを行っておいた。平常心で受験できるか否かが試験結果に与える影響は、おそらく1か月分以上の勉強量に匹敵するだろう。幸い当日は何も問題はなかったが、無駄な行動であったとは考えていない。ちなみに、この点に関しては趣味の海外旅行の際も同様であり、不測の事態に備えたプランBを想定しておくことは必須と考えている。

 次に②について、当日私はランチパックを2袋持参し、昼食として1袋(2個)と2袋目の1個を食べた。ちなみに、これは既に予備校の模試を受験した際に1度試しており、小さなバッグに入り持ち運びに便利であったので、本試験でも同様にした次第である。無論、現地にもレストランやファストフード店は多数あったが、腹痛や移動時間のロスなど無用のリスクを招くので避けた方が賢明と考えた。

 さらに③については、私の場合には択一式の問題を一通り解き終えた時に1回行くと決めており、かつトイレ使用による時間及びペースロスを避けるため、試験前後の水分摂取は最小限にとどめておいた。無論生理的な現象であるので完全にコントロールすることは困難であるが、例えば〇〇法の問題を解き終わったら行く、疲労が溜まったら気分転換も兼ねて行く、といったようにあらかじめ大まかなマイルールを決めておくことは意外と効果的であるかもしれない。

 なお余談であるが、問題を解く順番に関して、私は選択式・択一式ともにページ順に解いていった。この順番は人それぞれであり、例えば自身の得意科目から先に解くパターンもあり得るだろう。私の場合には時間に追われてパニックになる可能性は非常に低かったので、特に意識を払わなかったが、順番を意識することは特に心理面では効果的な対策に成り得ると考えている。

 以上、こうした綿密な準備の成果もあってか、この年は無事合格することができた。本試験の感触としては、選択式は易問が増えたという印象が強く残っている。不合格であった前年も、前々年以前とは傾向が変わって難問・奇問が影を潜め、テキストをしっかり学習しておけば足切りには遭わないレベルのオーソドックスな出題が大部分であったが、この年はその傾向に拍車が掛かっていた。言うなれば、選択式は学習が進んでいない受験生をふるいにかける本当の意味での「足切り」であり、仮に勝負は択一式という実力者有利の試験傾向が今後の流れとして定着していけば、個人的には好ましいことと考えている。

 

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