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足立区などが千住宿400年を記念した各種イベントを開催中

 江戸と日光東照宮を結ぶ将軍家の参道として整備された日光街道で、その初宿である千住宿は寛永2年(1625年)に誕生し、令和7年(2025年)には開宿400年を迎えた。千住大橋の架橋が陸運と水運の結節点となることで大きく栄えた千住宿は、町衆たちの経済を支え、その経済力が美術や文化に重要な役割を果たすこととなった。そして今では、古き良き街並みと今どきの街並みが織りなすモザイクタウンとして、訪れる程に魅力を感じる表情豊かな街として発展している。

 こうした中で足立区などは現在、千住宿400年を記念した様々なイベントを開催している。例えば5月中は、既に紹介した1,010(せんじゅ)発を増加して5月31日実施予定の「足立の花火大会」に加えて、①権威ある美術雑誌「國華」に掲載された足立の文化遺産を中心として、数々の美術品を展示する「千住・足立の文化遺産展」、②千住宿・伝馬屋敷の面影を残す横山家の土蔵を活用し、昔のやっちゃ場(青物市場)の写真やゆかりの品を展示する「やっちゃ場展」、③千住の歴史や町の様子がわかる本などの特集展示、などが行われる予定である。また5月24日~25日には、千住を巡りながら歴史や宿場町の名残を感じる約9㎞のコースを歩くハイキングも予定されており、老若男女を問わずに楽しむことができる多彩な内容で構成されている。ちなみに、本記事を作成する過程で関連ホームページを幾つか閲覧したが、足立区に数十年間住んでいるにもかかわらず、その歴史・文化などについて初めて知る内容が多かったことに大変驚いている。

 また、私が自宅や事務所から北千住に向かう際には、荒天時を除いて徒歩で移動しており、その際には千住宿のメイン通りである「宿場町通り」を通るのだが、その沿道には現在もその当時に建てられた古民家や商家が立地しているなど、所々に昔日の面影が残っている。また、以前から沿道散策を楽しむ国内旅行者を目にすることは数多くあったが、最近では外国人観光客も見掛けるようになり、千住の魅力が着実に国内外に発信されていることを感じる。今後も、生活者及び訪問者の双方にとって更に魅力的な街として成長・発展していくことを、足立区民の一人として強く願いたい。

 なお、詳細は足立区のホームページ参照。

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