国税庁が税務相談チャットボットを試験導入
確定申告期間(今年は2月17日(月)~3月16日(月))の本格的な到来を前にして、現在国税庁では税務相談の新しいチャネルとして、「チャットボット」を3月31日(火)まで試験導入している。
チャットボットとは、「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、利用者が知りたい情報について、メニューの選択やフリーワード(話し言葉、キーワードなど)を入力すると、AI(人工知能)を活用して自動で回答を表示するシステムのことである。
今回の試験導入では、令和1年分の所得税等の確定申告のうち、「医療費控除」や「住宅ローン控除」など多くの納税者から相談が寄せられるトピックをはじめ、確定申告の手続きや「給与収入」「年金収入」がある場合におけるよくある質問などに回答する。
利用に当たっては、パソコン・スマートフォン・タブレットから国税庁ホームページのチャットボットにアクセスするだけであり、24時間いつでも利用できることから、様々な税金に関する疑問を曜日や時間に関係なく気軽に質問できたり、既にホームページに掲載されている情報に短時間で辿り着くことができるなど、納税者の利便性の更なる向上に結びつくことが期待されている。
なお、詳細については国税庁のホームページ参照。