事業承継ガイドラインを策定
中小企業庁はこのほど、事業承継に向けた早期・計画的な準備の重要性や課題への対応策、並びに事業承継支援体制の強化の方向性などについて取りまとめた「事業承継ガイドライン」を策定した。
中小企業経営者の高齢化が進む中、事業承継の円滑化により中小企業が有する技術・ノウハウをしっかりと受け継ぎ、もって世代交代を通じた活性化を促進していくことが強く求められている。
こうした状況を踏まえ、ガイドラインでは事業承継に向けた早期かつ計画的な準備を促すツールとして「事業承継診断」を紹介するとともに、円滑な事業承継の実現に向けた5ステップ(経営状況等の把握、?経営改善、?事業承継計画策定、マッチング実施、?事業承継の実行)を提示している。さらに、事業承継の実現に際しては、支援機関相互の連携を図りつつ、ステップ毎の支援を切れ目なく行う体制の構築が必要であるとしている。
なお、詳細については中小企業庁のホームページ参照。