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社会保険労務士の新規登録入会研修②

 新規登録入会研修の受講時間は約3時間であり、進行はまず事務局から登録・入会に関する概要説明が行われた後、東京都社労士会・副会長からの講話、さらに2支部の支部長から支部紹介が行われた。

 登録に当たって当初私が最も懸念していた事項は、住所や電話番号が一般からも閲覧可能になるのか?という点であった。その主な理由は、税理士開業直後に様々な営業電話やパンフレットが多数寄せられ、その対応が非常に面倒であったためである。この点については、少なくとも勤務又はその他登録であれば常識的に考えて公開はされないと考えており、その旨を改めて本研修で確認できたことで安心した。ちなみに、メールアドレスは区分にかかわらず全員が登録必須とされている。

 次の講話については、社労士制度やその独占業務の概要、懲戒事例など幅広い内容に及んだ。まず東京都社労士会の会員構成としては、勤務等(勤務とその他登録の合計)が全体の5割超を占めており、会社員が勤務を続けながら自己啓発で合格・登録するケースが多いものと考えられる。懲戒事例については、特に非社労士との提携禁止に関して詳しい説明があった。具体的には、例えば社労士ではない者(コンサルティング会社等)が企業から社労士業務を請け負って社労士に業務委託している場合、当該コンサルティング会社等及び社労士はいずれも社労士法に違反する。

 最後の支部紹介では、支部毎に研修会・研究会の開催はもとより、野球・ゴルフ・ボーリング・旅行など様々なイベントが行われている旨の説明があった。これについては、税理士会とほぼ同様であり特筆すべき点はない。一方、支部の構成としては近隣支部を統括する「統括支部」という存在があり、例えば私が所属する足立・荒川支部の場合、同支部及び近隣4支部(墨田・葛飾・江東・江戸川)により構成される「城東統括支部」が存在し、総括支部として様々なイベントや活動を行っている。

 前述の通り、私は「その他」登録であるため社労士業務に携わることはできないので、現状では研修・セミナー等を通じて労務に関する最新情報を入手し、それらの情報をタイムリーに顧問先に提供するといった形で活用を図っていければと考えている。

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