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足立区が「ながら見守り」に関するアンケート結果を公表

 足立区では先般、令和2年12月~令和3年1月にかけて実施した「ながら見守りに関するアンケート」の結果を公表した。「ながら見守り活動」とは、不審な人物や車両がないかなど、日常活動をし「ながら」まわりに目を向けることで、子どもや地域の安全を守ろうとする活動のことであり、本活動を通じて「地域交流の増加」「安全意識の向上」「地域住民の安心」「誇れるきれいな街」の4つを目指している。

 まず、参加者の職業割合では、「会社員・公務員等」が全体の約4割を占めている。私自身こうした活動に従事している大半は高齢者であろうという先入観があったのだが、この結果は大変意外であった。次に活動種別では、「ウォーキングパトロール(散歩中の見守り)」「通勤・通学・買い物中の見守り」「日常業務中の見守り」などが上位を占め、活動頻度は週3日以上と回答した割合が約8割を占めている。また、参加しようと思った理由に近いものとして、「防犯意識が高まりそう」「他の見守りより気軽だと思う」「地域の役に立てそう」といった回答が多く寄せられている。

 同区では、この他にも安全・安心なまちづくりに向けた様々な取り組みを積極的に推進しており、こうした取り組みの成果として、令和2年の足立区の刑法犯認知件数は3,693件と、区の面積当たりでは少ない方から数えて2番目となった。また、一昨年と比較しても更に1,071件の減(マイナス22.5%)と大きな成果をあげ、2年連続で戦後最少を更新している。

 なお、詳しくは足立区のホームページ参照。

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