足立区がキャッシュレス決済還元事業を実施中
足立区では現在、昨年に引き続きスマートフォンを利用したキャッシュレス決済サービスを活用したポイント還元事業を実施している。
事業の概要は、実施期間(令和6年11月15日(金)~12月25日(水))に対象店舗でキャッシュレス決済サービスを利用した場合、決済金額のうち一定割合が後日ポイントとして付与されるというものである。基本的な事業内容は昨年と同様であるが、相違点としては昨年は使用できるアプリが「PayPay」だけであったのに対して、今年は「auPAY」、「d払い」「楽天ペイ」も含めた4つのアプリが利用可能となった。但し、店舗によっては一部のアプリ(例:PayPayのみ利用可能など)しか利用できないケースがあるので注意が必要である。
また、昨年のポイント付与率は最大30%であったのに対して、今年は最大20%(従業員千人以上の事業者の全店舗は付与率最大10%)となった一方、ポイント付与上限は1キャッシュレス決済サービスあたり1回最大2千ポイント、キャンペーン期間中最大5千ポイント(1ポイント=1円相当)であり、4キャッシュレス決済サービスを全て利用した場合には最大2万円相当が付与される。
本事業開始から約10日が経過するが、普段は現金かクレジットカードで支払いを行っている私も、既に数回は同サービスを利用している。自身がこうした機械操作に不慣れな上、対象店舗の担当者も同様であると対応に時間がかかるケースもあるなど、普段のようにスムーズにはいかない部分はあるが、物価高騰のトレンドが長期化する中にあって、こうしたサービスを積極的に活用することで家計への影響を多少なりとも軽減させていきたいところである。
最後に、スマートフォンやキャッシュレス決済が不慣れな方に対しては、足立区が区役所や地域学習センターなど全7か所に常設サポート窓口を設置し、各キャッシュレス決済サービスアプリのダウンロード方法や対象店舗の確認などについてサポートを行っているので、これを機会にキャッシュレス決済デビューをしてみるのも良いかもしれない。
なお、詳細は足立区のホームページ参照。