足立区が転倒防止工事への助成制度を拡充
足立区は、今年10月1日から家具や塀などの転倒防止工事への助成制度を拡充する。
大きな地震が発生すると、タンスや食器棚などが倒れたり、或いは窓ガラスなどが割れて地面に降り注いだりするなど、身近にあるものが凶器に変わる恐れがある。また、道路に面した塀が倒壊することにより、避難や救助が困難になることも想定される。こうした状況を踏まえて同区では、家具などの転倒防止器具などの取付工事費等に対する既存の助成措置を大幅に拡充する。
助成対象工事は、①家具等の転倒防止工事、②道路に面した建物の窓ガラス、又は家具等の窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る工事 、③道路に面したブロック塀の倒壊を防止するための補強工事。拡充後の助成額は、①と②については上限5万円、③は同10万円であり、60歳以上の者を含む世帯など一定の条件を満たす場合に適用を受けることができる。
なお、詳細については足立区のホームページ参照。