足立区がブロック塀等カット工事助成制度を創設
足立区は、今年10月1日から危険なブロック塀の除却等を行う際の助成を開始する。
本制度は、今年6月に発生した大阪北部地震による塀の倒壊被害が発生したことを受け、ブロック塀等(れんが造・石造・コンクリートブロック造、その他の組積造並びにこれらに類する構造の塀及び門柱)の安全対策を促進するため、危険と判断されたブロック塀等の所有者が、高さを低くするカット工事や除却工事を行う際に一定の助成を行うもの。
対象条件は、①高さが1.2メートルを超えるもの、②幅員4メートル以上の道路又は人が通行する通路等に面しているもの、③足立区建築物等耐震アドバイザー派遣制度を活用し、危険なブロック塀等と判定されたもの、などの要件を満たす必要があり、助成金額は、ⅰ)カット工事にかかった費用(税抜)の3分の2、ⅱ)カット工事を行ったブロック塀等の延長×6千円、ⅲ)15万円、のうち最も小さい金額(千円未満切捨て)。
なお、詳細については足立区のホームページ参照。