「地球の歩き方」の足立区版が発売開始
昭和54年の創刊以来、海外旅行のガイドブックとして親しまれている「地球の歩き方」(以下「本書」と呼ぶ)について、このほど「地球の歩き方 足立区」が発売された。
本書は、私が海外を旅する際の必携書であり、初めて購入したのは平成6年のスペイン・ポルトガル旅行の時であったと記憶している。その後アメリカ・東南アジア・中東・アフリカなど世界各地を旅する時には必ず手元に置いており、直近では令和7年のモロッコ旅行の時にも持参している。そのため、一時期所有していた本書の数は累計で数十冊にも及んだ(コロナ禍の時にほとんど処分済)。インターネット上の記事では、本書に掲載されている観光施設の場所や営業時間が異なっている、市街地マップが誤っている、レストランが既に廃業している、など主にアップデートに起因する理由により本書に対する評価が低い投稿も散見される。私自身も何度かこうした事態に遭遇しており、実際に旅程の混乱を招いたこともあったが、結論から言えば本書に対する私の評価は極めて高い。ちなみに、幸いにも私は海外で犯罪トラブルに遭遇したケースはほとんどないが、これはひとえに本書のおかげであったと考えており、今でもその存在には深く感謝している。
一方、難点は本書の重さである。例えば、一回の旅行で複数国を旅する際には各国又は地域毎に本書を持参する必要があり、またインド版のように1冊のページ数が通常の倍近いボリュームの場合もある。よってこの場合、私は訪問地域が掲載されている関連ページのみを切り離して持参していた。現在はスマホやタブレットに保存して閲覧可能であることから、本書を持ち歩いて旅する方は減っているであろうが、私は今もって紙派である。
さて、前置きが非常に長くなったが、本書の国内版については、新型コロナウィルス感染症により様々な渡航制限が課された令和2年から、東京編を皮切りに京都・沖縄・北海道など既に30タイトル以上が出版されている。足立区版については東京23区では世田谷区、杉並区、墨田区に続く第4弾として、商店街や銭湯、グルメなど同区民のお勧めが集まった大ボリューム(368ページ)の一冊となって発売されている。約半世紀に亘って足立区に居住している一区民としては、第4弾として足立区が取り上げられたことに大変驚いているとともに、非常に嬉しく感じている。少なくとも私が学生の頃は、区としての評価が芳しくない時期が続いていたと記憶しているが、現在はその評価が大きく変わっていることの証であるのかもしれない。
なお、詳細は足立区のホームページを参照。






