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足立区や葛飾区が防犯対策に向けた各種補助金事業を実施中

 全国各地において闇バイトによる強盗事件が多発し、高齢者世帯をはじめとする地域住民の不安は非常に増大している。私が顧問先と面談する際の雑談の中でも、最近はこのテーマに話が及ぶことが多く、皆一様に強い不安を抱いていることを感じる。こうした中で警察庁は、本年度補正予算において闇バイトによる強盗対策として約6億5千万円を計上し、より高度化したスマートフォン解析や分析する資機材の整備、闇バイトによる被害を防ぐための広報啓発の強化などを図ることとしており、1日も早くその効果が発揮され、闇バイトによる被害が無くなることを願うばかりである。

 一方、各自治体ではこうした防犯対策に向けた補助金事業を積極的に行っている。例えば足立区では、区民の体感治安の低下とともに安全に対する意識が高まっている状況を踏まえ、現在侵入盗対策に特化した補助金事業を緊急特別対策として実施している。対象者は、住宅(足立区内に限る)に対象防犯設備を購入・設置した世帯など一定の要件を満たす個人であり、例えば①防犯カメラの設置、②窓への防犯フィルムの取付け、③防犯性能の高い玄関錠の取付け、など幅広い設備が対象となっている(申請期限は来年2月28日(金)17時)。

 また葛飾区では、現在のように闇バイト問題がメディアで毎日のように取り上げられる前から「住まいの防犯対策助成」事業として、防犯設備を購入・設置した区民に対してその費用の一部を助成する制度を行っている。助成対象は、住宅に防犯設備を設置した当該住宅に居住する区民であり、足立区と同様に防犯カメラ、録画機能付きドアホン、防犯砂利、など幅広い品目が対象となっており、申請期限は足立区と同様に2月28日(金)である。

 いずれの制度についても、年度内に申請できる上限などについて一定の制限はあるものの、補助対象経費の2分の1が助成されるため、強盗に対して強い不安を抱いているにもかかわらず、予算面による制約から対策を躊躇している住民にとっては大変有難い施策であると言えよう。

 なお、詳細は足立区葛飾区 のホームページ参照。

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