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足立区が23区最大規模の子ども支援を実施

 政府が少子化対策を積極的に推進している中、足立区では今年4月に総額約18億7千万円の補正予算を計上し、東京23区で最大規模の子ども支援を行っている。

 同区が昨年12月に実施した令和6年度足立区の子育て世帯に関するアンケート調査によると、「習い事や体験をさせてみたいが、させられていない理由」として、「金銭的余裕がない」との回答が6割超に達し、教育費用で負担が大きい費目としては、小学校では「体育用品(体操服・靴・帽子・水着など)」、中学校では「制服・靴代(上履き含む)」「修学旅行費」といった費用の負担が大きくなっている。また、子どもの産みやすさや子育てのしやすさにつながる支援としては、「小学校・中学校などにかかる費用補助」が約6割を占め、さらに理想とする子どもの人数が持てていない理由・要因についても、「子育てや教育にお金がかかりすぎる」が約63%に達している。こうした結果を踏まえ同区では、子育てや教育にかかる保護者の負担を軽減し、これまで経済的な理由により躊躇していたことに対しても積極的にチャレンジしてもらうことなどを目指し、教育にかかる様々な補助事業を実施している。

 具体的には、本年度から区立学校に在籍する児童・生徒全員を対象として、副読本や各種学習帳などの補助教材費の補助や、区立学校の小学5・6年生、中学1年生全員分の自然教室での食事代、中学3年生全員分の修学旅行にかかる費用が補助される。さらに、来年4月に新1年生となる全児童・生徒を対象として、小学校や中学校入学時に必要な購入物品に係る経費を補助するため、一人あたり10万円の入学準備金が支給される(既に対象児童のいる世帯に対して申請書が発送され、申請書が同区に返送された後、12月下旬以降に順次振込予定)。

 同区では、全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、たくさんの体験機会に恵まれ、夢や希望を持って人生を歩めるような地域社会を目指すとしている。

 なお、詳細は足立区のホームページを参照。

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