令和5年度プレミアム商品券の購入申込みを受付中
足立区商店街振興組合連合会では、地域の消費喚起や経済活性化を目的として、足立区内の加盟店舗で使えるプレミアム商品券を販売することとしており、現在その購入予約申込みを受け付けている。本商品券は1セット1万円の購入で1万2千円分の買い物をすることができ(プレミアム率は20%)、同区内の在住者や同区内に立地する事業所・学校への通勤・通学者であれば、1人2セット(2万円)まで応募が可能である。
また、通常の紙商品券と併せてデジタル商品券も販売しており、紙券とは別枠で申込みが可能。デジタル券のプレミアム率や購入限度額は紙券と同様であるが、商品券は専用アプリにチャージされるので、アプリをインストールできる端末を用意する必要がある。購入申込受付期限は、紙商品券は7月21日(金)、デジタル商品券は8月20日(日)であり、当選者に対しては購入セット数や引換期間・場所等を記載した当選通知が後日送付又は送信される。
私の知る限りでは当選確率は意外と高く、かつ大手コンビニやドラッグストアなどでも使用可能であることから、個人的にはお得感があると考えているが、注意点は使用期限である。今回の場合、昨年に比べて申込受付時期が遅いものの、その使用可能期間は紙・デジタルともに9月1日~12月末日の4か月間である。仮に紙・デジタルを2セットずつ入手した場合、1か月平均で2万2千円使用する必要があるため、購入に当たっては従前以上に計画的な使用を意識する必要がある。加えて、紙・デジタルの一方しか使用できない店舗もあるので、仮に特定の店舗で多額に使用することを考えている場合には特に注意が必要である。
なお、昨年度は全店舗で使用できるタイプと、限られた店舗でしか使用できないタイプの2種類の商品券が発行されていたが、今年はどうやら1種類のみのようである。昨年は2種類の商品券の違いがよくわからないといった不満の声を時々聞いたので、1種類に統一されたことは消費者の利便性向上の観点からは好ましいと言えよう。