足立区が子どもの健康・生活実態調査結果を公表
足立区はこのほど、「子どもの健康・生活実態調査結果」を公表した。
本調査は、全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、自分の将来に夢や希望が持てる地域社会の実現を目的として、昨年に引き続き実施されている。 調査内容は、肥満傾向・むし歯の本数など子どもの健康に関する事項や、運動回数やテレビ・動画の視聴時間など生活習慣、食生活など多岐に亘っている。また、子どもの貧困状態を経済的な困窮だけでなく、子どもがおかれた家庭環境全体で把握すべきであるとの認識に基づき、子どもの健康・生活と生活困難がどの程度関連しているかについても調査を行っている。
調査結果では、①子どもが地域活動に積極的に参加することにより、生活困難な状況でも逆境を乗り越える力を培える可能性があること、②生活習慣は、年齢が上がるとともに乱れる傾向が確認できるため、就学前から中学生まで良い生活習慣が身につけられるよう、保護者や地域が一体となった支援が必要であること、などが示されている。
なお、詳細については足立区のホームページ参照。