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足立区が滞納対策アクションプランを推進

 足立区では、国民健康保険料について「速やかな滞納処分」「現年分の年度内完納」「資格の適正化」などからなる「足立区滞納対策アクションプラン」(国民健康保険料収納率向上3年計画(2020年度から2022年度))を策定し、現在その推進を図っている。  

 国民健康保険料の収納率は各自治体にとって大きな課題であり、足立区では長年に亘って収納率が芳しくない状況が続いていた。しかし、2017年6月に策定したアクションプランにより状況が改善し、現在の第二次アクションプランでは更なる収納率の向上及び収入未済額の削減を進めている。具体的には、収納率は2023年5月末における合計収納率78.98%、収入未済額は27億8千万円まで圧縮させるほか、資格適正化により調定額を3億円減少させることを目標としている。  

 具体的な取り組みとしては、滞納額の多寡や納付資力がない生活困窮世帯など滞納者個々の実情に応じた滞納整理を進める、足立区の広報誌やホームページ等を活用した期限内収納の納付意識の高揚を図る、さらに年金ネット情報を活用して国民健康保険の資格喪失届が未提出である世帯に対して資格喪失届勧奨通知の発送を実施する、などを行っていく。  

 なお、詳細については足立区のホームページ参照。

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