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2018.02.20

塗装費用に関する税務上の取扱い(税理士業務)

 前回に引き続き、最近親族から寄せられた質問の一つに「賃貸アパートの外壁塗装を行ったのだが、これは全額経費として認められるのか?」という内容があった。前回紹介した医療費控除に関する質問に比べると、かなり実務的なテーマである。  
 賃貸アパートの修理関連費用については、それが建物の維持・管理を目的とする場合には「修繕費」として一括で経費処理することができるが、建物の価値・性能の向上を目的とするものである場合には、「資本的支出」として固定資産に計上し、その後一定の期間に亘って減価償却を行っていく必要がある。そして、この修繕費と資本的支出の区分は、ケースによっては判断が難しいものもあり、さらに資本的支出に該当する場合には何年で減価償却を行えば良いのか、なども難所となり得る。  
 先の塗装工事の件については、例えば通常用いられる塗料を使用し、外壁のひび割れや剥がれなどを補修することを目的として行われる一般的な外壁塗装であれば、修繕費として認められると考えられる。一方、耐久性を高めるような良質な塗料を用い、建物自体の価値や性能を著しく向上させることを目的として行われるものであれば、資本的支出に該当する可能性が高いであろう。

足立区の中野浩志税理士事務所

 

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